柔術体験
何か始めたいって気持ちはずっと持っていた。
5月の後半からストアカでワークショップを探したりしていたが、色々事情があって一時期止めて、再開した後ももやもやしていた。
色々思ったことがあるのは2回。
1回めが昨年の代々木でのキルクスでのライブで屋外のスペインとかのお祭りだったんだけど、大きいステージではフラメンコのステージも有った。
それを見て、「僕も昔はあっち側だったんだよな」って思い、「戻りたい」って思った。
2回めが今年初めのいたばしプロレスのプロレスの練習会。
人と組んだり技を掛け合ったりするのが久しぶりだった。
あぁ、こっちに戻りたいって気持ちが強くなった。
それからもやもやして今に至る。
ダメだなって気持ちも。
高円寺で柔術を体験した時に思ったのが、柔術をやりたいってこと。
でも、場所が遠く、稽古が始まる時間も遅いので、仕事帰りに行ったら帰りが0時を超えてしまう。
多少近い道場も有ったのだけど、「多少」なので今の現場だったらいいけど、別の現場に行くとするときつくなる。
そんな中、地元でジムとか探していたら柔術の道場があることを知った。
体験が申し込めるので体験を申し込んだ。
やっぱり、体験に行くのは緊張する。
怖くもある。
教室に行ったらまず扉が引き戸と分からず引っ張ってしまった。
キッズクラスがやっていて、それを見ていたけど和気あいあいとしてた。
運動着を持っていったけど、道着を貸してくれた。
道着を着るとやっぱり気持ちが引き締まる。
帯の結び方は覚えてるんだよね。
先生と僕の他にはもうひとり。
稽古はまず準備運動的なものから始まった。
準備運動は寝転がって右足を時計回りに、左足を反時計回りに動かしたり、自電車をこぐのと逆の足をやったり、エビをやったりと柔術らしい極真ではやらないような運動。
足首を掴んだ状態で動いたりもした。
難しいとしか言いようがない。
覚えることがたくさんありすぎて頭に入ってこない。
ちんぷんかんぷんなのですよ。
「フィジカルよりもロジカル」って言っててそれが面白かった。
ルールについても色々教えてくれたけど、凄く細かい。
相手を叩きつけるスラムって技が禁止なんだけど、それを逆に利用してる人の話とかもしれくれた。
先生も良かったし道場の雰囲気も良かったので入門することにした。
終わった後に格闘技の話を少ししたけど、それも面白かった。
道着に関して通販で買えるってことでサイトを教えてもらったりもした。
そうそう、柔術って結構ゆるいところはゆるい。
道着は何を買ってもいいし、帯に関しては「空手時代のがあるんじゃない?」って言われたぐらい(捨てちゃったから無いんだよなぁ)。
神前とか無いし、別の道場とかでは寝そべって話を聞いてるレベルの人もいるらしい(流石にそれはどうかと思うけど)。
いい意味でゆるいのはいいと思う。
体験が午前中だったので午後に買い物に行く予定が有ったので、ついでの道着も買うことにした。
池袋の龍虎という店。
青い道着が欲しかったのだけど、ちょうど青い道着がセールであって、帯もちょうどいいのが合ったので、道着を2着と帯を買ってそれで2万円ちょっと。
いい買い物できたんじゃないかなって思った。
道着に関してはそのうち買うかもしれないけど、とりあえず今はこれでいいなって。
後、昨年知り合った友人が柔術をやっていたってことで連絡した。
「初めたよ!」って。
彼はもう辞めてしまったけど、プロレスファンでもあるし色々深く繋がっておきたいなって気持ちもある。
人としても凄くいいし。
縁ってのは不思議だなって思うし、多分彼との話も柔術をやりたいって気持ちを後押ししてくれた一つだと思う。
彼は30過ぎてから柔術始めたから大変で最初は毎回酸素吸ってたって言ってた。
そういうのもわかるんだよなぁ。
しんどいのは。
でも、頑張ろう。