ハルカさんのこと その7
キルクス団の公演が終わって生まれて初めての物販に並んだ。
以前書いたとおり前回行ったせんさんの生誕では物販前に帰った。
だから、何か新鮮だった。
キルクス団は結構列ができてた。
キルクス団は人数が多いことも有ってかステージ上での物販だった。
確か、最初は色々なことが分からなくてどう並んでいいのかも分からなかったと思う。
並んでたら僕の後ろにせんさんが並んでて何か変な感じした。
なんで演者さんが普通に並んでるんだろう? って。
一応、声かけて挨拶したけど、その後も後ろに並んでるから本当に変な感じ。
チェキはツーショットもワンショットも500円だった。
チェキ代を貯めてCDを出すってトキさんが言ってた気がする。
そう、この日のインパクト有った人は
・トキさん
・団長
・りんさん
の3人だったりする。
そうそう、物販に並んだのは予約特典を受け取るのも有った。
予約特典が何だったのかよく覚えてないけど。
キルクス団はステージ上での物販だったんだけど、ハルカさんはその対面の客席での物販だった。
今年(2018年)の2月の静岡での打ち上げオフ会で話を聞いたんだけど、僕は第一印象からインパクトが大きかったらしい。
キルクスの物販に並んでる時にずっとハルカさんのところを見てたらしい。
それは僕は全然覚えてないんだけど、ステージが印象に有って、ハルカさんの所に誰も並んでなかったから、気になっていたんじゃないかと思う。
キルクスでは3枚チェキを撮った。
ゆうちゃんと団長とりんさん。
ゆうちゃんは一応目当てで来たから。
団長はインパクトが有ったから。
そして、りんさんは単純にいいなって思ったから。
チェキ撮ってその後落書きしてくれるんだよね。
そういうシステムもよく分からないだけど、とりあえず書いてもらってる間暇だった。
そして、その僕の前にハルカさんの物販が有った。
その時も誰も並んでなかった。
だから、行ってみた。
多分、この時に物販の位置が違っていたら、例えば段を上った所にハルカさんがいたら、お互いの運命は変わっていたと思う。
一つ一つの偶然の積み重ねがこの日の出会いになったんだと思う。
この日、チェキとブロマイドとチェキ帳を買った。
買い占める勢いでガンガン買ったのは正直システムとかさっぱり分かってなかったから。
この時にチェキを撮ってもらったのは今でも親交のある詠美さん。
ハルカさんがTOだとか言ってた気がする。
ステージの感想を伝えた。
かっこよかったとか神々しいとかそういうことを。
ダンスに関してはコンプレックスが有るらしく、「どんくさいって言われるんですよ」って言ってた。
後、チラシを配っていて、次の週に生誕祭をやるって。
「ふーん」って感じだった。
この時は行くつもりとか全く無かった。
お財布の中を見たらセブンイレブンの商品券が2枚入ってた。
これはもらったけど、ずっと使わないで放置してたやつだった。
いっかなって思って、渡したらちょっと断られたけど、詠美さんも言ってくれて、それで受け取ってくれた。
ブロマイドとかにもサインを入れてもらい、握手してもらった。
特にその時は何も感想とかなかった。
キルクス団のチェキも書き終わり、そのまま帰ることにした。
僕は東高円寺の駅から中野の駅まで歩く。
これはこの時が初めてだけど、ずっとそうしている。
帰りにこうたさんにLINEした。
地下のライブに行ってきたよって。
ハルカさんの写真を送って、「物販空いてたから行ったけど、多分二度と行くことはないと思う」とか。
こうたさんが「どっちかとういと俺の好み」って言ってきた。
ちょっと道に迷いながら中野駅まで歩いて、電車に乗って帰った。
電車の中でその日に新潟で行われた棚橋vsケニー・オメガの試合を見ながら。
何かこの日は色々濃かったなぁ、って今は思う。
もし、この日の選択を一つでも違う選択にしていたら後の歩みは全く違うものになっていたと思う。
この年、僕は色々考えてた。
バスケか合気道やりたい、とか、転職をしようとか。
そういうのが全部この日で吹っ飛んだ。
それが良かったのか悪かったのかそれは今でもわからないし、多分、ずっと分からないと思う。